確かに給与UPや福利厚生の充実は、従業員さんに取っては嬉しい♪
従業員さんにとって、そりゃあ、給与やボーナスをあげてもらったら、とても嬉しいです✨
私もサラリーマン時代、年に一度の昇給がされていたり、ボーナスが前回よりもグンとUPしていたら、めちゃくちゃ嬉しかったものです。
「会社に貢献した結果、給与で評価してくれたんだ!!」って、思いましたもん♫
更に、その会社は、福利厚生もめちゃくちゃ良かったんです^^
資格取得制度が充実しており、合格すれば、全額会社が負担してくれたり、一年に一度、超一流ホテルでパーティーがあったり、西日本にある事業所の社員はディズニーランドに行き、東日本に事業所がある社員は、USJで遊ばせてもらってました。(もちろん、交通費も宿泊費も会社持ちで)
だけど、その会社は、7年で退職しました。
給与が良くてボーナスも良かったし、福利厚生も充実してたけど、それって一時的なものなんですよね、私という従業員にとって・・・。
確かに生活をしていく上で、お金はとても大事です。
お金は少ないよりも多いほうがいいです。
だけど、退職し、転職しました。
ご参考までに、ある民間会社の2022年度調査によると、下記のような結果となりました。
従業員さんにやりがいを感じてもらうには?
私が退職した理由は、その当時の社長のことを尊敬することができなかった、信頼できなかった・・・からです。
上の調査結果で言うところの、「尊敬する人と仕事をしているとき」というやりがいがなかったからですね。
「こんな社長の元で働いているのは嫌、社長のために働くのは嫌!!」って、思ったんです。
社長を全く信頼していませんでした。
今思えば、その社長は不器用で言葉足らずな人だったのだと思います。
だけど、従業員であるその当時の私にとっては、「社長でしょ!」「社長なんだから、そんな言い方ないでしょ!!」「お給料だけで、従業員がついてくると思ってるのはおかしいやん!!」などと、思っていました。
月に一度のミーティングの時は、結果を出したことに対しては言葉での評価はせず、できなかったことだけに注視し、皆の前で吊し上げにすると言ったタイプの人でした。
私に仕事を振ってくる時も、仕事内容だけを伝えて、「なぜ、私に?」「どうして、私に任すのか?」を言ってくれない人で、モチベーションは下がる一方でした。
その当時の私は、「また、仕事増えるんだ」「厄介な仕事を私に振ってくるんだ」とか思ってました。
今、思えば、「なぜ、私にその仕事を任せてくれるのですか?」って、その当時の社長に私が自ら、聞いていたら、良かったのかもしれません。(と、今は思います)
いや、社長なんだから言って欲しかったんです。
給与という人参をぶら下げるだけではなくって、「君を信頼してるんだ」とか「君に期待してるんだ」「いわもとならできる!!」って、言って欲しかったんです。
社長からの期待や信頼を得ていると感じたら私は、「自分ならできる」と思い、思い込んで、実力以上に楽しく仕事をしていたと思います。
まぁ、退職した理由は、それだけではありませんが、「中小企業で働くのであれば、尊敬できる社長の元で働きたい!!」って思いました。
あなたは、従業員さんのモチベーションを上げてますか?
あなたは、給与や福利厚生以外で、従業員さんのモチベーションを上げていますか?
従業員さんに仕事をお願いする際に、「給与を渡してるんだから、当然、結果を出してよね🔥」ではなく、ちゃんと仕事内容と目的を伝えた上で、「なぜ〇〇さんにお願いするのか!」とか、「どうして、〇〇さんにこの仕事をお願いするのか!」を、きちんとお伝えされていますか?
あなたは、ご自分から従業員さんにコミュニケーションを取っていますか?
今のご時世、給与が高い会社はたくさんあるし(なんせ、人手不足だから)、給与が高くなくてもいいと思っている従業員さんも(時代的に)いますよ。
このブログをお読みいただいているあなたは、”社長”というだけで、従業員さんから”社長=偉いんだ”、”社長=人格者なんだ”というフィルターを通して見られています👀
そのこと、意識されていますか?
特に、2代目社長は、より厳しくみられていますよ!!
どーしても、先代に比べられるから・・・
ま、それはそれとして、あなたは、従業員さんから尊敬されていると思いますか?
あなたは、従業員さんから、「この社長の為に働きたい」と思われていると思いますか?
どうですか?
と、言いながら、今は一人で働いている私も、いつかは従業員を雇って、そう思われるように、日々自己研鑽していこうと思っています✨
尊敬とまでは行かなくても、従業員から応援したいと思われる社長を、一緒に目指していきませんか?